クレジットカードの手数料は課税か?非課税か??

小売店や飲食店を経営している法人では、顧客が個人の場合が多いのでカード支払の件数も結構な数になるのではないでしょうか。

カード会社の手数料率はカード会社によって違うので交渉する価値はあります。

カード支払分の売上額からカード手数料を差し引いた金額が入金されますが、このカード手数料は、消費税が課税されているのでしょうか。計算書をよく見ると非課税になっているはずです。

振込手数料は振込みというサービスに係る料金なので消費税が課税されます。

クレジットカードで買物をした場合には、販売店はその売上代金を信販会社に請求することになります。

これは、商品販売に伴う売掛債権を信販会社に対して譲渡するということで、その債権金額と譲渡金額の差額は、債権売却損になり消費税の課税対象にはなりません。

販売店が消費者に商品を100円で販売、支払はカード

販売店は、カードによる売掛債権100円を取得

販売店は、信販会社にその売掛債権を90円で譲渡する。

信販会社は、90円の現金を販売店に支払う。

信販会社は、消費者から100円を取り立てる。

信販会社は、10円の儲け、販売店は、手数料10円を支払う。

このような流れになります。

信販会社の債権の取立てによる儲けは、貸付金の利息や手形の割引料と同質なもので信販会社での非課税売上になります。

販売店で支払う手数料は非課税仕入、信販会社での手数料売上は非課税売上ということになります。


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税理士 廣瀬 真理

略歴: 証券会社に勤務した際会計の面白さを知るが、結婚退職。 その後、夫との死別を機に税理士を目指して勉強を始める。 平成20年1月税理士法人フューチャースケープ設立に参画し、フューチャースケープアカウンティングファーム共同代表に就任。